アソビノキロク

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SCRAPのリアル脱出ゲーム「東京国立博物館からの脱出」の感想

博物館内をめぐる謎解きゲーム。

 

2022年9月の日曜日に、SCRAP企画のリアル脱出ゲーム「東京国立博物館からの脱出」に、家族3人(小4娘をふくむ)で参加してきました。

本当は1週間前に行くつもりだったのですが、思うようにチケットが取れなかったので、残念ながら延期。今回は早いうちからキットを事前予約して、満を持しての参加です!

私のスマホを娘に貸していたので、今回も写真少なめ、すみません。

 

realdgame.jp

 

全体の流れ

事前にWEBにて日時指定の上予約。(1キット2200円です)

ここで大切なのは、のんびり屋さんは、早めの時間帯で予約すること!公式の所要時間目安は2~3時間ですが、我が家はお昼ご飯の時間を引いて4.5時間かかりました(笑)。

開館時間が9~17時なので、一番遅い時間帯13:30~で予約してしまうと、うちのようにのんびり回った場合、1日でクリアできなくなってしまうので、どうぞお気を付けください。

私たち、いつも公式の目安時間の2倍くらい時間かかるんですよねえ、、、正直、今回、謎自体ではほとんど詰まってないはずなのに。。。歩くのが遅いのかな。

事前予約が済んだら、あとは当日博物館の入場券のチケット売り場に並ぶだけです!謎解き参加者専用の窓口を案内されるので、そちらで入場券を買い、謎解きキット引換券を受け取って入場。

(キット代と月に必要な入場料は子供無料・大人は1000円ですが、SCRAPのメール会員がもらえるクーポンを提示すると300円引きに。あと、「キャンパスメンバーズ会員」となっている大学に通われている方は、学生証を見せれば0円に!)

キット引換券に記載の場所に行き、キットを受け取ったら、いよいよスタートです。

そうだ、忘れてはいけないのは1人1台のスマホタブレットとイヤフォン!LINEではなく専用アプリを使用するので、事前にダウンロードしていくのがオススメ。フリーWifiも使用可能なので、我が家は、私のスマホを娘に持たせて、私はiPad MiniWifiで使用しました。

おすすめポイント

 

とにかく博物館がいい!

こちらの東京国立博物館、はじめて入ったのですが、こんなに素晴らしい場所だったとは!!キットを受け取る前にちらっと見えた仏像のきれいさだけで、うわー、すごいところにきちゃった、という感じ(笑)。

最初にお庭を回るのですが、ハスの花が美しくて、さらに感動。本館に入ったら、大階段と大時計の出迎えで、ますます感動。という感じで、展示の質にも量にも、建物の雰囲気にも、すべてにお礼を言いたい気持ちで帰ってきました。

ゆったり謎解きできる

全体的に来訪客は少なめの感じ。私が行った日は、こちらの謎解き参加者が半分くらいという印象でした。チケットが日時指定になっているためもあってか、謎解き参加者自体も、そんなにめちゃめちゃ多くなかったですし。

そして、博物館の空間がゆったりしている上に、いたるところに椅子・ソファ・ベンチがあるので、ちょこちょこ座って進められます。

博物館という事情が考慮された構成

驚いたのは、キットに筆記用具が入っていなかったこと。最初、「あれ、筆記用具って持参する必要があったかな??」と焦ったのですが、結局最後の最後まで筆記用具が必要な謎はゼロ。途中で気が付いたんですが、きっとコレ、博物館を汚さないための配慮なんじゃないかと。うっかり展示に書いちゃったり、消しゴムのカスが落ちたりしたら困りますもんね。すばらしい配慮!

そして何より、展示物の説明をイヤフォンで聞きながらめぐることができるという贅沢。謎に関係のないようなことでも、作品の説明を色々聞けるので楽しかったです。

子供を博物館へ連れていくきっかけに

正直、博物館というものにそこまで大きな興味を持っているわけではない娘ですが、今回のお出かけは楽しみにしてくれていました。そこはやっぱり脱出ゲームの力。一緒に博物館に行くいいきっかけになりました。

もちろん、謎解きするだけじゃなく、いろんな展示物も見れたので、すごくいい機会だったと思います。

難易度的にも、子供も全然いけるレベル感です。多少はヒント出しましたが。

お昼ご飯に困らない

午前10時半から予約していたので、お昼ご飯は持ち込み。飲食OKのテーブルのあるコーナーでのんびりと。時間を取られることもなく助かりました。

全然調べずに行ったんですが、ホテルオークラのレストランもあったので、そこも行ってみたかったなあ。あと、おしゃれなカフェもありました。残念ながら時間切れでこちらも入れなかったのですが。。。

ちょっとした運動に

周遊謎って言っても館内だけだし楽勝!と思ってたけど、なんだかんだで歩きます。

上野駅との往復も含めると、1万歩弱ってところだったので、ちょっとした運動にもなったなと。

 

 

残念だったポイント

謎のボリュームが少ない

最後まで大きく詰まることなくクリアできたのですが、私の率直な感想は、「あれ??あまり謎といてなくない??」でした(笑)。展示室をめぐって情報を集めていく探索のボリュームが多いので、全体としては決して少なくないボリュームなんですが、振り返ってみると、あまり頭を使ってない!!もっとゴリゴリとかせて~~、という気持ち。

周遊謎ってこんな感じといえばこんな感じですが、SCRAPさん企画ゆえに、それ以上の物を期待してしまっていたのかも。。。。いえ、博物館の魅力とあいまって、プログラム全体の満足度は高いんですがね。。。

そして、謎解きしながらの展示品の鑑賞は、「もっとゆっくり見たいのに時間がない!!」と思うことばかりで、今度はじっくり鑑賞しにいくぞ、という気持ちも強くなったのでした。鑑賞に集中しても、1日では見切れないとは思いますが。

 

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  • すべて個人的な、しかし正直な感想です。基本的に、訪れた先のことはよく思いたい性分なので、どちらかというと楽観的な見方になりがちです。
  • 情報は、執筆時点のものです。別の曜日・時間帯によって変わるでしょうし、時が過ぎて変わっていくこともあるでしょう。お気を付けください。

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